人生の岐路に訪れたい開運スポット近江神宮【 滋賀 大津市 】

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2018年、広瀬すずちゃん主演の映画『 ちはやふる 』 でも登場した、かるたの聖地とも言われる近江神宮。 まだ冬空で肌寒い中、映画にも出てきたあの朱色の楼門をひと目見たいと、近江神宮まで参拝に行ってまいりました。

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近江神宮( おうみじんぐう )

御祭神

天智天皇( てんじてんのう )
またの御名
天命開別大神( あめみことひらかすわけのおおかみ )

御神紋

 【 山桜に楽浪 】

創建

1940年( 昭和15年 )

所在地

滋賀県大津市神宮町1-1

鮮やかで美しい朱色の楼門に魅せられて

木で造られた立派な一の鳥居の前方には、「 ようこそ かるたの聖地『 大津 』へ 」の看板がデカデカと^^; ちょっと邪魔だなぁ...と思いつつw

一の鳥居を抜けて、木々に囲まれた広い表参道を歩いて行くと、階段の上に二の鳥居が見えてきました。 なんだか神々しい光に包まれています。 表参道からここに来て、一気に空気が変わった感じ。

手水舎も立派です。 手水舎で手や口を清めてそのまま真っ直ぐに進んで行くと、祓所があります。( 写真撮り忘れちゃいました。) 目の前には、映画「 ちはやふる 」にも登場した美しい朱色の楼門が^^  

この日は朝から快晴だったんだけど、近江神宮に訪れる頃には少し日も陰りはじめてきてしまいました。 青空をバックに写真が撮れたら、これ以上に映えたのになぁ。 楼門を抜けると、今度はこれまた立派な外拝殿が現れます。

外拝殿の門番をするように置かれているのは白い大理石で造られた狛犬さん。 日本の狛犬さん...というよりは、なんだか中華っぽい雰囲気の狛犬さん。

調べて見たら、やっぱり中国獅子っぽい。 中国のロータリークラブと大津市の親善のために、双方で寄贈した狛犬なんだって^^

大理石だからツルツルしてるのかな?って思って、頭ナデナデしたら、予想外にザラザラした触り心地でした。 お口の中の玉『 擬宝珠 』もちょっと失礼して触らせてもらいましたが、口の中でコロコロ動きました。 口の中でまん丸に彫りあげる! 職人さんの技術は本当に素晴らしいです。

親子の狛犬さんは、何を見つめているんだろう^^

階段を上がり外拝殿から眺める楼門も、すごく素敵なんですよ。

外拝殿の天井の造りも素晴らしくって、参拝前にしばし見入ってしまいました。

外拝殿の向こうには内拝殿、この奥に本殿があります。 ここ近江神宮に呼んで頂いた事、私や私の家族をいつも見守って頂いている事、日頃の感謝をたくさんお伝えして、本殿を後にしました。

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近江神宮の神様

近江神宮に祀られている神様は、奈良時代の第38代天智天皇( てんじてんのう )、またの御名は天命開別大神( あめみことひらかすわけのおおかみ ) です。 天智天皇や天命開別大神と聞くと、今ひとつピンと来ないと思う方も多いかもしれませんが、歴史上ではかなりの有名人。 大化の改新( 645年 )の中大兄皇子( なかのおおえのおうじ ) その人です。

中臣鎌足( なかとみのかまたり )と共に、当時、国を支配していた蘇我氏を滅ぼした人物。 この大化の改新で、これまで豪族中心だった日本の政治は、天皇中心の政治へと変わっていく事になりました。 今でこそ当たり前にある学校制度や戸籍・税金制度も、天智天皇が奈良の都からここ大津に遷都した668年以降に作られたもので、まさに今の日本の基盤を作られた人物とも言えますよね。

近江神宮の創建は、1940年( 昭和15年 )という事で、歴史的にはそんなに古くない建造物なのですが、天智天皇のこれまでの歴史的功績を称えられ、近江大津宮( 大津京 )跡地とされる地に創建された神社。 歴史は浅いですが、地元や全国の多くの人々から、時の祖神、開運・導きの大神、文化・学芸・産業の守護神として崇拝されている神様です。

栖松遙拝殿( せいしょうようはいでん )

本殿から向かって右側には、遥拝式が行われる全国社寺遥拝所があります。 もともとは、高松宮家の邸内社・御霊殿として有栖川宮家以来の御霊を祀っていた建物らしく、ひっそりと佇む社は、重厚かつ神聖なものを感じました。

鳥居前には、狛犬さん( 構え獅子 )が置かれていますが、何故かお口を大きく開けた阿形さんだけ。 吽形さんはどこへ? それとも、もともと置かれていなかったのかな? ちょっと寂しそう^^;

時計の神様としても崇められる天智天皇

境内にはオブジェのような物がいろいろ置かれていたのですが、それらは古き時代から人々に時を伝えてきた時計でした。

何故、近江神宮境内にこのような時計のオブジェがたくさん設置されているかというと、日本で初めて漏刻により時を知らされたのが、天智天皇だから! 学校や戸籍、税金制度だけでなく時刻制度も創られたなんて、すごすぎますよね。 まさに、神と崇められるに相応しい御方です。

こちらは、『 古代火時計 』 4つの宝玉に乗ったドラゴン、かっこいいですよね^^ 胴体に等間隔に糸で吊るされた銅球。 この糸に火が付けられてジリジリ燃えていくと、銅の球が下の器に落ち、その落下した時の音で時を知らせてくれる仕組み。

昭和54年に、あのROLEX社から奉納された物なんですって~! めっちゃ洒落てます。

中央に置かれているのは、馴染みのある日時計。 右側の赤い方も日時計なのですが、こちらは5分刻みに時を確認出来る『 精密日時計 』です。

こちらは、天智天皇が西暦671年に近江大津京に初めて設置した『 漏刻台( 水時計 )』 もちろん復刻版ですが^^

日本書紀にも、「 漏刻( ときのきざみ )を新台に置きて始めて候時( とき )を打ち鐘鼓をならす。 始めて漏刻を用ふ。 この漏刻は天皇の皇太子にまします時に始めてみづからつくりたまふ所なり 」と伝えられています。こちらは、昭和39年にオメガ社総代理店のシイベルヘグナー社から奉納された物だそうですよ~! 渋いです^^

境内には時計館宝物館もあります。 昭和38年に日本で初めて建てられた時計博物館、貴重な時計がたくさん展示されているので、興味のある方は是非来館してみて下さいね。

【 開館時間 】
午前9時30分 ~ 午後4時30分
( 祝日以外の月曜は休館 )

【 入館料 】
大人 300円( 団体210円 ) 
小中学生 150円( 団体100円 )
( 幼児は無料 団体は25名以上 )

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まとめ

時の祖神、開運・導きの神としても崇められる天智天皇が祀られた近江神宮。 人間関係に悩んで、新たな道へ一歩進みたい時など、背中を押して頂く意味でも参拝に訪れると、何か吹っ切れるものを感じられるかもしれません。

まさに、人生の岐路に訪れたい開運スポット^^ 近江神宮近くに『 善庵 』っていう美味しいお蕎麦屋さんがあるので、是非帰りに立ち寄ってみて下さいね。 弾力があって食べごたえたっぷりの十割蕎麦は、本当に絶品です。 おぜんざいもありますよ~

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