比婆神社 / 滋賀・彦根

彦根市武奈町の 大杉神社 ( 北原天宮 ) を後にして、帰路に付くため細い山道を下って行きます。 右も左も杉・杉・杉...の山中から抜けると、キレイな山並みが姿を現しました。 「 あれ? 行きにこんな風景あったっけ? 」 なんて思いつつ、どんどん山道を進んで行くと...

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比婆神社

〒522-0017
滋賀県彦根市男鬼字護持ケ谷494番地5

御祭神

伊邪那美大神
( いざなみのおおみかみ )

そう言えば、さっきお邪魔したばかりの 大杉神社 ( 北原天宮 ) に祀られていたのが、伊邪那美の夫である 伊邪那岐尊( いざなぎのみこと )

「 せっかく来たんだから、妻の伊邪那美 ( 比婆神社 ) のところへも顔を出してやって下さい。 」

って事なのかな? なんて勝手に想像...心地良く降り注ぐ光と風に引き込まれるように、歩いて行きました。

ムキッとした胸筋がかっこいい狛犬。

見れば見るほどかっこいい^^

道の向かいには、白宮霊神慰霊碑 が置かれています。

鳥居をくぐって歩いて進んで行けばすぐに到着するのかな? と思っていたのですが、どうやら 比婆神社 までは、長い登山道になっているようで、今から歩いて登って行くとすると、かなりの時間がかかってしまいそうです。

車1台がやっと通れそうな細い山道、舗装されたようなキレイな道ではありません。 ゴツゴツした大きい石の上をゴンゴングラグラなりながら車を進めて行きます。

ガードレールなんてもちろんありません。 タイヤが道を踏み外せば、即脱輪、もしくは滑落...旦那はんの運転テクニックに身を任せるしかありません。 ここでもし対向車が来たら、この恐ろしく細い道をバックで戻っていかなければいけません...想像しただけでドキドキもんです^^;

そうこうしているウチに、少し開けた山道に到着...そろそろじゃない? って思って進んでいったところ、鳥居が見えて来ました。

ここもまた清々しく柔らかい光と風の心地良い場所...少し開けた場所に車を停めて、ここからは歩いて道を進んで行きます。

導かれるがままに、どんどん山道を進んで行くと...

比婆神社 本殿

こんな山奥に、こんな立派な本殿が...

「 そうだ! 比婆神社へお参りに行こう 」

なんて、気軽に来られるような場所ではありません。 ここにたどり着くまでの道が険しすぎて...まさに呼ばれた時にしか来る事が出来ない場所。

近くに掃除用具が置いてあったので、偶然にも呼んで頂いた事に感謝を込めて、夫婦でせっせとお掃除^^

ここへ迷い込んで、そして 伊邪那美 の大きな懐に包み込まれた感覚を思い起こすと、今でも鳥肌が立ち、身震いする程です。 本当に本当に神聖であり、そして温かい場所でした。

帰りはまたあの命がけとも言える細くゴツゴツした山道を下って行き、もと来た鳥居のところまで無事に到着...帰りも対向車と遭遇しなくて良かった^^;

比婆神社 から多賀方面に抜ける道をまっすぐ進んで行くと、昔は人が住んでいたであろう集落があり、廃墟と化していました。 さらに道を突き進んで行くと...

道が半分崩れて車が通れない...

「 嘘でしょ~!! 」

この先には進めないので、バックしてもと来た道を帰って行くしかありません。 深い山の中、無事に抜け出す事が出来るか不安でしたが、細い山道を延々進んで行くうちにアスファルトで舗装された大きい道路に出てくる事が出来ました。

大杉神社 ( 北原天宮 ) を目的に、最初に入って来た入り口とは全く違う入り口に抜けて来たのですが、その入り口には、「 通行止め 」 の表示と、「 ヒグマ出没注意 」 の看板...もし、こっちの入り口から来ていたら、大杉神社 にも 比婆神社 にも足を運ぶ事は無かったでしょう。

あとがき

この翌日( 9月4日 ) は、各地大きな被害をもたらした今季最大級の台風21号が直撃...当然、落石や土砂崩れの危険がさらに高くなっているでしょうし、しばらく足を踏み入れる事は難しいかもしれません。  この日、呼んで頂けていなければ、もしかしたら一生足を運ぶ事もなかったかもしれません。

神様の存在をより身近に感じた、不思議な不思議な1日でした^^