一戸建ての住宅密集地や団地に住んでいて、度々問題になるのが、ご近所付き合いでのバーベキュー参加か否か...です。 中にはバーベキュー大好きで週1・2回開催しちゃうご家庭もあったり。 今回は、このバーベキュー問題、参加したくない派の方に焦点をあてて考えていきましょう。
ご近所同士のバーベキュー参加するか否か
ともすればご近所トラブルにもなりかねない一戸建ての庭先バーベキューなのですが、実際、ご近所さんに誘われて参加するか否かで悩んでいる方も多いです。
特に、年齢の近い子供がいる場合なんかだと、バーベキュー参加を断る事で子供同士の友達付き合いに影響が出ないか...断る事でご近所さんとの関係が悪くなってしまわないかと考えてしまったりもしますよね。
ではまず、「 ご近所同士でBBQをしよう 」と誘ってくる方の心理について見ていきましょう。
ご近所同士でバーベキューをする心理とは?
私自身は、ご近所同士でのバーベキューは参加したくない派なので、近隣の住人で集まって庭先でバーベキューなんてやろうとする事自体に、なんのメリットがあるのか? と疑問に思ってしまうのですが、「 BBQやろう! 」と声をかけてこられる方にとっては、やっぱりそれなりの楽しさやメリットがあります。
とにかくみんなでワイワイするのが好き
とにかくみんなでワイワイするのが好き...これに尽きる人々。 バーベキューの前準備から後片付けまでがイベントで、楽しんでやっている。
田舎でご近所さんが家族同様みたいな付き合いに小さい頃から慣れ親しんでいる方にとっては、あまり抵抗がないのかもしれませんが、そういう経験がない地域で暮らしてきた人にとっては、正直しんどい気持ちの方が勝ってしまいますよね^^;
家族ぐるみで付き合って結束を固めたい
小さい子供がいるうちは特に...なのかもしれませんが、家族ぐるみで付き合ってご近所同士で結束を固めたいと考えている。
実際、こういった付き合いで防犯面で協力し合えたり、何かあった時はこうしよう!というようなプチ会議みたいな場になっていたり...という成功例もあるのですが、正直言って誘って来られるのはありがた迷惑、出来れば参加したくないと思いつつも、イヤイヤ付き合っているって方も多いハズです。
バーベキューをする事にステータスを感じている
アメリカなんかだと、週末は当たり前のようにご近所さんや家族が集まってバーベキューをしているイメージがありますよね。 日本とは違い、庭は広いし、専用のバーベキューグリルも常備しているし。
そういったアメリカンスタイルに憧れて...か、どうかは分かりませんが、バーベキューをする事が一種のステータスみたいに感じている方もいます。
手軽に安く済ませたい
自宅だとバーベキューするのにも場所代はかからないし、自分の家だけでなく、他の家族も招く事でそれぞれ具材を持ち寄ったり、お金を出し合ったり出来るから、どこかのバーベキュー場を借りるよりは格段に安く済むと考えている。
遠方にわざわざ出かける必要もなく手軽に出来るのも自宅でバーベキューするメリットになるのでしょう。
ご近所さんとバーベキューするメリット
「 BBQをしよう 」と誘ってくる側の心理を見てみても分かるように、ご近所同士でバーベキューをする事がメリットになる事もいくつかあります。





ご近所さんとバーベキューするデメリット
ご近所同士のバーベキューにはあまり参加したくないな...と感じている方にとっては、デメリットに感じてしまう事も多々です。





バーベキューは近所迷惑?
バーベキュー、やってる当の本人は「 何が悪いの? 」「 特に迷惑かけてないよね? 」と思っているかもしれないけれど、実はご近所に迷惑をかけている事も多く、ご近所トラブルに発展という事も珍しくありません。
誘われるがままにバーベキューに参加したものの、ご近所さんに意図せず迷惑をかけてしまっていて、いつの間にやらご近所さんから非難される人の1人になってしまっている可能性もあります。 具体的な迷惑内容をあげていくと...
お布団や洗濯物にニオイがうつる
これ、我が家でも経験があるのですがGW中お出かけしている間に、お隣さんがバーベキューをしていたようで、帰宅して洗濯物を取り込んだら、干していた服やタオルに煙のニオイがついていて、結局、全部洗い直すハメになりました。
あらかじめ伝えておいてくれたら、部屋干しして出かけたのに...文句を言えば角が立つし何も言いませんでしたが、以降、GW中のお出かけ時は洗濯物を部屋干しするようになりました^^;
酔っ払いや子供の騒ぐ声がうるさい
何世帯も集まってワイワイ騒がれているのもかなり迷惑ですが、お酒が入って酔っ払うと声のボリュームが大きくなる人も多いし、何人もの子供が集まると、ワーワーキャーキャー大騒ぎ。ご家庭によっては、ご主人が夜勤前で日中睡眠を取っている場合もあるし、長時間に渡って騒がれると、本当に大変です。
煙がひどく窓が開けられない
バーベキューに煙はつきもの、春先 ~ 夏場にかけて窓を開けているお宅も多いので、あまりに煙がひどいと窓も開けられない状態に。エアコンのある部屋ばかりではないので、窓を開けて風を入れられないのはキツイというご家庭だってあります。
庭先なので視界に入ってくる
出かけようと外に出たら、すぐ隣で大勢の人が集まってバーベキュー...リビングの窓越しからも丸見えだったり、嫌でも視界に入ってきてしまうっていうのも、隣人からすると結構迷惑だったりします。
火の不始末が心配
炭火を使ったバーベキュー、夜になれば手持ちの花火、火の不始末で火事にならないか心配する人もいます。
ご近所同士のバーベキューは無理に参加しなくてもいい
私の場合、バーベキューではないのですが、過去にご近所のボスママ的な方の家で行われるイベント( ランチ・パーティー・花火・すいか割りなど )に、子供の事やこの先長く続くご近所付き合いの事を考えて、少し面倒だなと感じながらも誘われるがままに参加していた事があります。
でも結局は集まっても、学校やご近所の噂話や悪口、陰口を聞くハメになる事が多かったし、主催するボスママに気を遣うのも大変だったし、そういった集まりに参加せず、ご近所さんと広く浅く付き合っている方がどれだけラクかっていうのも思い知らされる事になりました。
気の知れた友人や家族とのバーベキューに参加するのとは訳が違います。 自分自身があまり乗り気じゃない...でも、子供の事やこれからのご近所付き合いを考えて参加した方がいいかな?と悩んでいるのだとしたら参加しない方がいいでしょう。 ただ、バーベキューをキッカケにご近所さんともっと仲良くなりたい!と思うなら、1度参加してみるのもいいですね^^
まとめ
ご近所でのバーベキュー、自分の家族は蚊帳の外で開催されているのを見ると、それはそれで寂しい気持ちになるかもしれないですが、ご近所同士であるがゆえに、ゆくゆくトラブルに繋がるリスクがあるという事もしっかり頭に入れておいた方がいいですよね。 もしかしたら、ご近所さんに迷惑をかけてしまうかもと考えたら尚更...かもしれません。
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