【体験談】犬が死んだら…悲しいけれど火葬や葬儀その他やるべき事のまとめ

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家族として迎えた時には想像さえもしなかった愛犬との別れ、悲しいけれどいつかは必ずやってきます。2022年2月8日我が家の愛犬も12歳を迎える目前に虹の橋を渡っていきました。死んでしまった後に行った火葬や葬儀、届け出など大切な手続きをまとめておきます。

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突然訪れた愛犬との別れ

冒頭にも書きましたが、2022年2月8日我が家の愛犬は3月10日の12歳の誕生日を迎える目前にこの世を去り虹の橋を渡っていきました。

2022年の年明けまではすごく元気で、そのひと月後に突然の別れが来るなんて想像さえもしていませんでした。 11歳という事で少し高齢にはなってきていましたが、よく食べるしよく動くしよく寝るし毛艶もすごく良い犬でした。

ただの便秘かと思っていたら

1月半ば頃から食欲は旺盛なのに便の出が悪く、便秘気味だなぁと思って、食物繊維の多い食事を与えるようにしていたものの、全く便が出ないという訳ではないのでそこまで深刻には考えていませんでした。

2月に入ると急にお腹の張りが目立つようになってきたのでかかりつけの動物病院へ。超音波検査で見つかったのは腹部の腫瘍でした。便の出が悪くなっていたのはその腫瘍のせい、ここでは大きな手術は出来ないから…と他の動物病院を紹介して頂き、精密検査に行こうと思っていた矢先の事でした。

※ 動物病院の先生にも言われましたが、犬は体の不調を口に出して言えないけれど、飼い主に気付かれないように不調を隠すのもうまいようで。 食欲もあるし元気だし...と思っていたのに、症状として現れた時にはもう手遅れということも多いそうです。 定期健診も重要ですし、1年に1回は精密検査もしておくべきだったと後悔しました。

今現在愛犬を飼っておられる方、元気でいつもと変わらない様子でも、定期検査だけでなく定期的に精密検査もしてあげて下さい。

家族全員に見守られながら

その日私はたまたま仕事が休み、長男はその当時は浪人生だったので家におり、次男は通っている高校で行われる特色選抜受験日のためたまたま休校、様態がおかしくなって息使いが荒くなってきた頃に旦那さんが仕事から帰宅。家族4人が全員揃うのを待っていたかのように、旦那さんが帰宅した10分後に息を引き取りました。

その時は死んでしまった後の事など考えてもおらず、ただただ悲しくて泣いて泣いて、動かなくなって徐々に固くなっていく愛犬を呆然としながら撫で続けるしか出来ませんでした。それでも、このままずっと愛犬をおいておく事は出来ません。頭の中はぐちゃぐちゃで混乱した状態でしたが、この後するべき事を調べ、気持ちを落ち着かせながら1つ1つ片付けていきました。

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犬が死んだ後にするべき事

ここでは愛犬が亡くなった後に行った事をまとめておきます。 参考にして頂ければ幸いです。

死後硬直の前に体勢を整える

愛犬が死んでしまってしばらくすると、徐々に体が固くなり関節も曲がらなくなってきます。 遺体を段ボールや館に納める時にいつものように寝ているかのような自然な姿のままで入れてあげられるよう体勢を整えてあげました。

息を引き取る瞬間は苦しくて目や口が開いたままになっていたので、目や口も死後硬直で固まってしまう前に優しく閉じてあげます。舌も緩んで口から出てしまうので、布で抑えながら口の中に戻してあげました。

体液や排泄物が流れるのを防ぐ

死んでしまった後、そのままでいると鼻から体液が流れ出てきたり、肛門から排泄物が出てきてしまう事があるようです。鼻の穴にガーゼを小さく丸めて詰めておきました。排泄物が流れ出てくる事はありませんでしたが、愛犬にはオムツを装着させておきました。

愛犬はきれいな姿で送り出してあげたいので、お湯で絞ったタオルで顔や体もきれいに拭いてあげました。

段ボールに入れてあげる

火葬場へ運んであげる時に愛犬を入れてあげる段ボールが必要です。 愛犬が死んでしまった時、家に愛犬が納まるちょうどいい大きさの段ボールが無かったので、うちの場合は翌朝に近くのスーパーにちょうどいいサイズの段ボールをもらいにいきました。

大抵のスーパーではレジ終わりの袋詰め台の近くに自由に持ち帰っていい段ボールがたくさん山積みしてあります。ホームセンターで無地の段ボールを購入する事も出来ます。

愛犬が死んだ日は2月でまだまだ寒い日だったのですが、夏場の暑い日は腐敗が進んでしまう事もあるようなので、段ボールの底に保冷剤などを敷き詰めてから新聞、タオル、ペットシーツなどを敷いてあげるといいです。

ペット葬儀社へ連絡

少しでも長く愛犬と一緒に居たいけれどそういう訳にもいきません。 冬場は3,4日 夏場は1,2日 自宅で安置しておけるようですが、仕事の都合もあり長く休むことも出来ないので、その日の夜のうちに地域のペット葬儀社に連絡して火葬の予約手続きを完了させました。

私の住んでいる地域の葬儀社は朝7時 ~ 11時まで電話受付してくれていました。 「 お住まいの地域 + 犬 + 火葬 」で検索すればいくつかのペット葬儀社や火葬場が出てくると思います。

ペット葬儀と火葬にかかる費用

人生の中で何度も経験する事ではないので、葬儀や火葬に関する費用が気になる方もおられると思うので、うちの愛犬の葬儀にかかった費用を記載しておきます。 葬儀社によって費用は変わってくると思いますが、参考にして頂ければ幸いです。

火葬方法は主に「 個別火葬 」と「 合同火葬 」「 訪問火葬 」の3種類がありますが、うちは合同火葬でお願いしました。

飼い主様によっては立派な墓石を用意したり大きな塔婆・小塔婆、メモリアルカプセル、棺桶などを揃えて送り出される方もおられますが、うちは合同供養塔での納骨、小塔婆をお願いしただけなので、合同火葬と合わせて葬儀費用は合計 22,000円(税抜) でした。

合同火葬費用 ・・・ 20,000円( 中型犬 )
小塔婆費用 ・・・ 2,000円

お金をかけた葬儀でなければ愛犬が浮かばれないという事はないので、私自身はこれで十分思いを込めて送り出す事が出来たと思っています。

火葬前に最後のお別れ

うちの場合「 合同火葬 」をお願いしたので、火葬に関しては立ち合いはなく葬儀社のスタッフの方に一任する事になっていました。

※ 火葬から納骨まですべて見届けたい方は、「 個別火葬 」「 訪問火葬 」を依頼して下さい。

火葬前の最後のお別れ、小さな祭壇前に愛犬の入った箱を置いて下さり、前足に小さくて可愛いお数珠を付けて下さいました。スタッフの方と黙祷し、その後、愛犬との最後のお別れの時間を頂きました。

箱の中にはいっぱいのお花、生前好きだったオヤツと布製のオモチャも入れました。小さくなった頭や体を撫でて「 うちに来てくれてありがとう、今までいっぱいいっぱいありがとう。また会おうね。」愛犬の姿を見られるのはこれが最後です。 たくさん撫でて感触と愛犬の姿を目に焼き付けました。

地域市民センターに死亡届を出しに行く

愛犬が死亡した場合、地域の市民センターや保健所などに愛犬の死亡届を出しにいかなければいけません。 愛犬が死亡後、30日以内に手続きしなければいけないので火葬場でお別れしたその足でそのまま地域市民センターに向かいました。

どこで死亡届を出せばいいのか分からない場合は、「 犬 + 死亡届 + ●●市 」 というように検索すれば出て来ます。 この届けを出しておかないと、予防接種の案内がずっと届くことになります。

死亡届を出す際、「 飼い主住所 」「 飼い主氏名 」「 飼い主連絡先 」「 愛犬の初年度登録年度 」「 登録番号 」「 生年月日 」「 愛犬の名前・年齢 」等の記入が必要です。 愛犬の鑑札( 登録した飼い犬の首輪などに付ける札 )と 注射済票 を一緒に持っていきました。

愛犬を登録する際には、3,000円程の登録料がかかりましたが死亡届を提出する際は費用はかかりませんでした。 鑑札 と 注射済票は返却しますが、思い出の品として取っておきたい場合、申し出れば対応して下さる地域もあるようです。 うちの場合も鑑札だけそのまま思い出の品として持ち帰らせて頂きました。

法要と納骨

私がペット葬儀をお願いした葬儀社では、毎週日曜日( 午前・午後 )お坊さんを呼んで法要を営んで下さいます。 火葬後、家族みんなで行ける日曜日に法要の予約をして合同供養塔に納骨を済ませました。

コロナ禍とあって会場に入れるのは1家族2名まで...と制限がありましたが、この日だけでも30組程のご家族が法要に訪れていました。供養塔には小塔婆も置いて頂きました。

ペット保険の解約

大抵の方は自動引き落としだと思うのでついつい忘れがちになってしまいそうですが、ペット保険の解約も忘れずにしておきましょう。

私が加入していたペット保険ではオプションとして火葬費用の保障( 3万円まで )が付いていたので、葬儀や火葬にかかる費用はこれですべてまかなえました。 死ぬ直前まで健康で病気知らず、大きな怪我で病院にかかる事も無かったので、ほとんどお世話になる事はありませんでしたが、火葬費用保障は入っていて良かったです。

死亡日の確認のため、死亡診断書 や 葬儀の領収証 などが必要なので無くさないよう、きちんと保管しておくようにして下さいね。

まとめ

長くなりましたが、以上が愛犬が死んでしまった後に行った手続きです。 死んでしまった日は悲しくて悲しくてどうしようも無かったですが、火葬、法要、納骨 と順を追って済ましていくうちに、愛犬との別れの悲しさよりもこれまでの感謝とか良い思い出の方が大きくなり、心もだいぶ落ち着きました。手続きは色々と大変でしたが心の整理の為にも必要な作業だったと思います。少しでも参考になれば幸いです。

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