高校の特色選抜を受けるメリット・デメリットとは?( 体験談あり )

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高校の一般入試の約1ヶ月前に受ける事ができる特色選抜。誰でも受ける事ができる分、受験するかどうかの決断は本人に委ねられます。 こちらの記事では、そもそも高校の特色選抜とはどういうものか? また特色選抜のメリット・デメリットについて、うちの長男、次男の実際の体験談も交えながら書いています。 参考にしてみて下さいね^^

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高校の特色選抜とは?

高校の推薦入試は志望する高校が定めている内申点や出席状況などの「 推薦基準 」があり、それを満たしていれば中学校の校長から推薦してもらえるというモノですが、特色選抜は推薦とは違い、いわば立候補のようなもの。 誰でも、どの高校へでも受験する事が可能な制度です。

受験内容は「 作文 」「 面接 」などの学校もあれば、「 総合問題 」「 小論文 」 などの学校もあります。 内申書や受験当日の評価や成績をもとに総合的に判断されます。

アラフィフ世代の私の高校受験の時は一般入試と推薦入試しか無かったので、長男が初めて高校受験をする頃に「 特色選抜 」というモノがあるっていうのを聞いて、「 えっ?なに?なに?それ?? 特殊な特技みたいのを持ってたら優遇される受験制度??? 」なんて言うふうに思ってました^^;

一般入試よりも約1ヶ月前に受ける事ができるので、志望する高校の一般入試を受ける前に特色選抜もセットで受けるっていう子も多いように思います。 実際、うちの息子らもそうだったし、息子の友達もみんなそんな感じで、「 特色選抜なんて落ちてもともと! 受かったらラッキー♪ 」 みたいな感覚で受験していました。

特色選抜を受けるメリット

何度も言ってますが、特色選抜は一般入試の約1ヶ月前に受験する事が出来るので、特色選抜で不合格になったとしても一般入試を受験する事ができるし、2度、受験のチャンスがあるようなもの!

一般入試の合格発表は卒業後なので、ギリギリまで緊張の日々が続きますが、特色選抜で合格する事ができれば、他のみんなよりも1ヶ月早く、その緊張から解き放たれる事ができます。

また、志望する高校で一般受験を受ける前に実際の受験会場の空気感などを体感出来るので、一般入試の予行練習にもなります。

毎年の事ですが、「 あの子は頭もいいし内申点も高いから絶対合格間違いないだろう。」と思われていた子が不合格という事も多いのですが、8割方ほぼ合格はないだろう...と諦めていた子が合格だったって事もあり、どういう基準で?って思うところもあったりなのですが、とにかく合格できたらラッキーです。

特色選抜を受けるデメリット

特色選抜の場合、一般入試とは受験内容が異なるので、一般入試の受験勉強とは別に、作文や面接、総合問題や小論文の対策が必要になってきます。 倍率も高めなので、特色選抜受験は不合格の確率も高いです。 貴重な受験対策期を特色選抜の対策で取られてしまうので、時間の無駄遣いになってしまう可能性も。

当然ながら一般入試を受ける前に特色選抜の合否がわかるので、落ちてもともと...と思って受験していたとしても、不合格だった場合、「 不合格だった 」という精神的なダメージはかなり大きいです。

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うちの息子たちの場合

うちの長男の場合、県で1番難関とされる進学校に特色選抜で挑戦したのですが「 不合格 」。 再び、一般入試でチャレンジするか、それとも1つランクを下げた高校に受験するか、ギリギリまで悩んでいました。

長男の場合、併願で受験していた私立高校で特待生( 学費免除 )で既に合格していた事、また、特色選抜で不合格だった進学校に絶対に入学したいという気持ちが人一倍強かったという事もあり、最終的に一般入試でそのまま再挑戦して無事に「 合格 」する事が出来ましたが、合格発表当日まで本当に生きた心地がしなかったです^^;

次男の場合、特色選抜は本当に本当に「 落ちてもともと 」という気持ちで受けていたので、本人もまわりも「 合格 」なんてハナっから諦めていました。 受験する高校の特色選抜の過去問も一切解くことなく、小論文対策も全くせず...とりあえず、特色選抜不合格を前提に一般受験の対策の方に力を入れていました。

...が、まさかの「 合格 」。 以下の記事でも書いてますが、志望高校の特色選抜倍率4.25、同中学からの受験生が15人( 内、合格者2名 )。 その中でもズバ抜けて内申点が良かったという訳でもないのに...次男本人もまわりも先生も「 なんで合格したのか??? 」状態。

ただ、一緒にその高校に受験しようとしていた友達4人は、特色選抜に落ちてしまった事で一気に不安になってしまったようで、4人全員それぞれ進路を変えてしまい、結局、仲良しメンバーの中で次男だけがその高校に進む事になり、せっかく特色選抜で合格したのに「 こんなハズじゃなかった。」とかなり落ち込んでいました。

仲良しメンバーだった次男の友達4人も成績や内申点もそれほど悪くないし、志望校を一般入試で再チャレンジしたとしても、合格の可能性が高かったように思います。 でも、特色選抜を受けるデメリットにも書いたように、思いの他、「 不合格だった 」事が精神的ダメージを与えていました。

特色選抜受験せず、私立高校を併願受験していただけだったら、多分、志望校にそのまま一般受験していたと思うので、そう考えると、「 受験のチャンスが2度あるから♪ 」なんて安易な気持ちで受験するべきではないな...と感じましたね(汗)

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まとめ

次男がもし特色選抜で不合格だったら、メンタル豆腐の次男の事...間違いなく高校のランクをだいぶ落として一般受験に挑んでいたと思います。 偏差値の高い高校に行けば人生バラ色♪ なんて事は絶対にないですが、でも、ここで人生の帰路に立たされて、そして進むべき道が変わっていく( かもしれない )というのは事実です。 特色選抜を受けるかどうかは、本当によく考えてから決断した方がいいですよ!と声を大にして言いたいです^^;

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