先方が喪中なのに、年賀状を送ってしまった...って経験、誰しもあるかもしれません。そんな時、どう対処すればいいのか? お詫びの連絡をした方がいいのか? 気になるところですよね。
喪中なのに年賀状を送ってしまった!
喪中ハガキを前もって送って頂いていたにも関わらず、うっかり相手に年賀状を送ってしまったり、先方からの喪中ハガキが届いたのが年賀状を投函した後で、相手が喪中と知りつつも年賀状を送ってしまったり、喪中ハガキは届いていなかったけれど、年賀状を送った後になって実は相手が喪中だと知ってしまった...などなど、さまざまな理由で先方が喪中であるにも関わらず、年賀状を送ってしまう事ってありますよね。 私も、何度か経験があります^^;
ただ、基本的には喪中の方が「 喪中につき新年のご挨拶を遠慮させて下さいね 」という欠礼ハガキを送られるだけであって、こちら側から喪中の人に年賀状を絶対に送ってはいけないっていう決まりはありませんし、マナー違反でもありません。
前回の記事で書いたように、「 こちらは喪中ですが気にせず年賀状を送ってきて下さいね 」と年賀状を楽しみに待っておられるケースもありますしね^^

でも、相手は喪中で心情的に寂しいお正月を過ごしているというのに、こちらから家族の思いっきり楽しげな写真入りの年賀状を送ってしまった場合など、受け取る側によっては、「 こちらが喪中だというのに配慮のない人だな 」と思われるかもしれないし、送った側としても、なんだかすごく申し訳ないような気持ちになってしまいますよね。
喪中に年賀状を送ったお詫びは必要?
基本的には、喪中の相手に年賀状を送ったとしても、特にお詫びする必要はないですが、先程も書いたように受け取る側、送った側の気持ち次第ではモヤモヤしたものが残ってしまわないとも限りません。
私の場合...ですが、喪中の相手が気心のしれた親しい友だちの場合は、電話 や メールで「 今年は喪中だったのに、年賀状をうっかり出してしまってごめんね! 」 とひとことお詫びの連絡を入れます。 ただ、喪中の相手がそんなにフランクに話せる方でない場合は...
お詫びを兼ねて寒中見舞いを送る
喪中の相手にうっかり年賀状を出してしまっても、相手はそれほど気にしていない場合がほとんどですが、お詫びも兼ねた寒中見舞いを送っておかれるといいでしょう。
相手が喪中と分かっていたのにうっかり年賀状を送ってしまった場合
寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中というご連絡を頂いていたにも関わらず、お年始状を差し上げてしまい大変失礼を致しました。
ご家族がひとり欠けたこの冬は、皆様お寂しい毎日をお過ごしのこととお察しいたします。 寒い日が続きますが、風邪など召されませぬようどうぞご自愛くださいませ。
相手が喪中と知らず年賀状を送ってしまった場合
寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中と存じ上げなかったとはいえ、お年始状を差し上げてしまい深くお詫び申し上げます。
遅ればせながら、謹んで哀悼の意を表します。 厳寒の折、皆様どうか御身大切にお過ごしください。
まとめ
私自身が喪中で欠礼ハガキを事前に出していた場合でも、相手から年賀状が届く事はよくある事ですし、その後、お詫びのメールや電話、ハガキを頂いたという経験もないですが、特に気にした事はありませんし、大半の方が同じ考えだと思います。 ただ、気にする方はずっとモヤモヤするでしょうし、メールや電話、ハガキなどでひとことお詫びの連絡をしておかれるといいですね^^
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