今年は喪に服する1年、毎年楽しみにしている年賀状だけど、喪中だと年賀状を受け取ったらダメなのでしょうか? いえいえ、そんな事はありません。 喪中でも年賀状を受け取りたい場合の文例をいくつかあげてみました。 参考にしてみて下さいね。
喪中でも年賀状を受け取りたい!
私自身、今でも小中高大学時代のお友達や先生、身内や仕事でお世話になった方々...もう、年賀状だけでしか近況報告しあっていない人も多くなってきましたが、1年に1度の年賀状で、子どもさんが誕生していたり、結婚していたり、新居を建てていたり、新しい仕事場で再スタートをきっていたり...と、皆さんの近況を知れるのがすごく楽しみなんです。
でも、1年喪中を挟んだ事で、可愛い赤ちゃんの誕生写真や幸せな結婚報告の年賀状が受け取れなかった...って事も多々で^^;
しかも、この年代になってくると( 40代 )今年はこちらが喪中、翌年は相手が喪中、その翌年はまたこちらが喪中...って事が数年重なってしまって、疎遠であればある程、喪中を機に年賀状を出し合うのをやめてしまったって方もいて、せっかくずっと交流し続けていたのになぁって思う事もしばしば。
喪中は年賀状をもらってはダメ?
私、ほんの数年前まで、「 喪中は年賀状を出してはいけないし、相手からも受け取ってはいけないんだ。」って思い込んでいたんですけど、これ間違いだったんです。 私のように、喪中は年賀状は出すのも受け取るのもNGって思っていた方も多いのではないでしょうか^^;
年賀状欠礼( 喪中ハガキ )は、「 今年は喪に服しているため、新年のおめでたい挨拶は控えさせて頂きます 」 という事を伝えるためのハガキで、「 喪中なので、年賀状は送って来ないで下さいね 」というお知らせではないんですよね。
だから、こちらは喪中だけど、いつもと変わらず年賀状を送ってほしい事を相手にうまく伝える文例をいくつかあげておきますね^^
喪中だけど年賀状を受け取りたい時の文例
こちらが喪中である事を伝える文例から
祖母 ●田 ●子が四月一日に八十歳で永眠致しました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝致しますと共に
明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
故人との間柄 故人の名前 亡くなった日 年齢 と、本年中にお世話になったお礼や来年もお付き合いよろしくお願い致しますといった内容の言葉を入れておきます。
それに付け加える年賀状を受け取りたい文言
こちらの喪中に関係なくお送り下さいませ
皆様からの年賀状は有難く頂戴致します
励みにもなりますので送って頂ければ幸いです
お送り頂ければ幸いでございます
楽しみにしております
最後に
日付 と 住所、電話番号、名前を忘れずに...日付は、「 令和●●年 十一月 」 や 「 令和●●年 十二月 」 でOKです。

寒中見舞いで返礼を...
年賀状の返礼は寒中見舞いで出すようにするといいですね^^ 寒中見舞いのハガキは、松の内が明ける1月8日 ~ 2月4日頃 に相手先に届くように出すようにして下さい。
もしも、2月4日を過ぎた場合は、「 寒中見舞い 」 ではなく、「 余寒見舞い 」 になります。 この場合は、2月の下旬頃 までに相手先に届くように出すといいでしょう。
まとめ
喪中でそれでなくても悲しく寂しい1年なのに、年賀状もパッタリ...となると余計に寂しさも募りますよね。 新年の挨拶は出来ないけれど、喪中に年賀状を受け取る事はマナー違反にはならないので、遠慮なく相手にも伝えるようにしましょう^^
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