風邪かな?って症状が出た時、耳の下が腫れて痛みが出てくると、ちょっと不安ですよね。 風邪の時は主にリンパ腺が腫れるのですが、放っておいてもいいものなのか? リンパが腫れた時の対処法などまとめています。 参考にしてみて下さいね♪
風邪で耳の下が痛いってよくある事なの?
耳の下辺りには、ちょうどリンパ節が通っていて、リンパが滞ってきたりすると、風邪をひいていない時でも、コリコリと硬くなってきたりして、痛みが出てきたりする事がありますが、風邪をひいた時にも耳の下が痛くなる事はよくあります。
喉の痛みから、耳の下に痛みが伝わってくる事もありますが、風邪をひいている時に耳の下が痛む場合は、ほとんどリンパが原因の事が多いです。 痛みだけでなくリンパが腫れてきてしまうのは何故なんでしょう?
風邪で耳の下のリンパが腫れた!!
私自身はあまりないのですが、長男は風邪をひくと耳の下のリンパがよく腫れます。 ちょうど、耳の下からあごの骨の下辺りを中心に腫れますが、熱や咳などの風邪の症状があんまり出ていない時にも腫れる事があります。
これは、体内に侵入してきた細菌を阻止するために、リンパ液が一生懸命戦ってくれている証拠なんですよね。 一種の免疫反応であって、決して異常事態とは言えない症状です。
疑われる病気
ただの風邪...だけで済んだらいいんですけど、リンパが腫れてきたら以下の病気の疑いも出てきます。
流行性耳下腺炎
馴染みの深い名称は 【 おたふく風邪 】 です。 ちょっと聞き慣れないですが、ムンプスウイルスに感染する事で発症します。 耳の下から頬、あごの下あたりが腫れて痛みも伴います。 ただ、1度かかるとウイルスに対する抗体が体内で作られるので、一般的には、2度目の感染はありません。
急性リンパ節炎
風邪に似た症状から始まり、発熱の後、耳の下 や 首、脇の下のリンパ節が腫れて痛みます。 ひどい時は、38度以上の高熱が1週間 ~ 1ヶ月に渡り続くことがあります。 軽度の場合は、しばらくすれば腫れも引き治っていきますが、重度の場合は、外科治療でリンパ節を切除する必要も出てきます。
風疹
【 三日ばしか 】 とも呼ばれます。 発熱の後、体全体に発疹が出てきます。 耳の下 や 、頸部リンパ節 が腫れる事もあり、主に小学生の子供の感染が多いです。 大人になってから感染すると重症化しやすかったり、妊婦さんが感染した場合は、お腹の赤ちゃんにも影響が出る事があります。
耳の下のリンパが腫れた時の対処法は?
風邪によって、リンパ節が腫れ上がっている場合は、腫れている部分を揉みほぐしたり刺激したりしないようにしましょう。 アイスノン や 濡れタオルなどを腫れた部分にあてて冷やして安静にしていれば、徐々に腫れも引いていきます。 なかなか腫れが引かなかったり、高熱などの症状が続く場合は、早めに病院へ行ってみてもらうようにして下さいね。
病院は、何科に受診すればいい?
内科 もしくは、耳鼻咽喉科 で受診して下さい。 外科手術が必要になってくる事もあるので、さまざまな診療科が入った総合病院での受診がおすすめです。

まとめ
体がひどく疲れている時なども、リンパ節が腫れてしまう事があります。 ひどい風邪の症状 や 高熱 、発疹 などが無い場合はしばらく自宅で様子をみておくといいですが、いつまで経っても腫れがひかないなど心配な場合は、早めに病院へ!! 抗生物質を飲むことで、腫れや痛みなどの症状もやわらいでくるでしょう。
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