緊張による腹痛や下痢の原因と対処法 中学生の場合は?

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緊張すると、腹痛がひどく下痢や便秘を繰り返すという悩みを抱えている子どもは、最近、特に増えているようで、うちの長男も、まさにその症状です。いわゆるストレスに弱い体質という感じで、本人は本当に辛い思いをしています。

周囲から、なかなか理解が得られない部分もあり、さらにストレスを抱えている方も多いでしょう。 緊張による腹痛や下痢の原因や対処法など、中学生の長男( 2015年現在 )の現状とともにまとめています。

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緊張による腹痛や下痢の原因

長男の場合、今に始まった事ではなく、思い返せば小学校の入学を機に、緊張による腹痛が始まりました。 慣れない環境、慣れない友達関係、小学校へ上がる事への不安やさまざまなストレスが一気に押し寄せたのでしょう。 入学式の日の朝、お腹の激痛を訴え、休ませたところ、半日もしたらケロッとしていました。

そこからの6年間は、運動会や発表会、旅行やテストなど、事あるごとに腹痛に襲われていましたが、トイレに行くと腹痛も消えるようで、これはそういう体質なんだと、私も本人も諦めていました。( 主人も全く同じ体質なんです )

困ったのは中学校に入学してからです。 小学校の時のようにお昼の長い休み時間が無い事や、大便でトイレに籠る事への恥ずかしさから、ひたすら腹痛に耐える日が続き、また下痢や便秘を繰り返すようになり、かかりつけの病院に診察に行ったところ、いともアッサリと 「 過敏性腸症候群ですね。」という診断を受けました。 体質ではなくそういう病気だったんです。

主な原因は、ストレスによるもの。 IBS と呼ばれており、最近は、この病気にかかっている子どもが多いようです。 いわゆる現代病と言ってもいいでしょう。 日本を含む先進国に多くみられる病気なんです。

  • 緊張の場面で、腹痛に襲われる
  • 慢性的に腹痛や下痢、便秘が続く
  • トイレに行くと一時的に痛みが治まる
  • 下腹部の不快感や鈍痛が続く
  • グググッと刺すような痛みが伴う

自分の症状に多くあてはまるようなら、過敏性腸症候群の疑いもあるので、1度、かかりつけのお医者さんで診てもらう方がいいでしょう。

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緊張による腹痛の対処法

精神的な要因が強いので、お医者さんには、「 できるだけ薬に頼らず、ストレスや緊張に強くなっていくしかないよ。 」って言われましたが、もともとメンタルが弱いからそうなってるのに、いきなりそんなに強くなれっこないし、このままだと、毎日の学校生活にも支障をきたしてしまいます(汗)

長男の場合は、過敏性腸症候群による下痢や腹痛を改善する薬、イリボー錠 を処方してもらい、学校に行く日の朝だけ飲んでいます。

最近では、決して珍しい病気ではないようなので、病院に行っても、しっかり症状を話せば、原因不明です...という事はまずないでしょう。 長男の場合、病院でハッキリとした病名を告げられた事、ストレスが原因だという事が分かっただけでも、ずいぶん気持ちが楽になったようです。 学校でのお腹の痛みは相変わらずですが、気持ちのもって行き方を出来るだけ良い方向に持っていくように、コントロールしていく事で、以前ほどの激痛と下痢にはそれほど悩まされなくなっています。

精神的なものなので、心療内科へ行くのも1つですが、腹痛の原因が、過敏性腸症候群の他にある場合もあるので、まずは内科に受診して下さい。

緊張による腹痛 中学生の場合

中学生という多感の年頃という事もあり、まずは学校でのまわりの理解もかなり必要になってきます。 長男の場合は、担任の先生と学年主任の先生に、過敏性腸症候群である事を伝え、いつでも気にする事なくトイレに行ってもいい環境にさせてもらっています。

病院に行って、ハッキリと診断を出してもらう事で、先生やまわりにも理解してもらえるし、自分自身もしっかりと病気に向き合えるようになります。 大人になるにつれ、自然に治って行く子供も多いし、現在は、腸管のセロトニンの働きを抑える薬を処方してもらう事で、症状がずいぶん改善したという症例も多いようです。

自分は、こういう体質なんだと決め付けない、また腹痛の悩みを自分だけで抱え込んでしまわないようにして、まずはかかりつけのお医者さんに診察してもらいましょう。

まとめ

原因のよく分からない腹痛や下痢は、ストレスが1番の要因と考えられますが、食生活や睡眠など、生活習慣も大きく関係しています。 偏った食事や夜更かしなど、心当たりはないですか? しっかりとバランスの取れた食生活と適度な睡眠を心がけて、精神面でもバランスを取って行くことが大切です。 1日も早く症状が改善されるように、頑張っていきましょうね。

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